第一回:カントン包茎とヴィクトリアマイル

こんにちわ!!!!!!(クソデカ挨拶)Twitterで予告していた通り、競馬予想ブログ始めました。きっかけとしては血統、コース、過去の馬券圏内に入った馬の前走での着順を踏まえたガチ予想が天才ジョッキー、ダートの魔術師川田にぶち壊されたからです。このブログでは血統もクソもない予想を展開するんですけど、Twitter、ようつべにはびこる広告まみれ、リツイート、いいねしないと見られないような呪物とは違うので安心してみてくださいね。もう血統で予想するのはやめます!!(宣言)予告した通り、僕の過去の体験談と紐づけて予想するので僕の本命馬はあくまでお笑い馬券と考えてください。有料予想とは違い、僕のブログは無料。その中での課金要素が僕の発表するお笑い馬券と考えてください。

川田将雅「馬券は自己責任ですから。僕には関係ないこと」

説明も終わったことですので記念すべき第一回予想を始めます。

 

 

 

 

「俺、大人になったよ。」中学2年の3月、ちょうど自分たちの学年が最高学年になり鬱陶しい上級生とのしがらみから解放される季節。そんなすがすがしい季節の週末、僕はクラスメイト数人を集めて宣言した。何が大人なのか、大人の基準とは、そんな思春期ならではの疑問を抱いていたであろうクラスメイトは僕の宣言に対し口々に質問してきた。金か?大金でも手に入れたのか?いや進路でも明確に決まったんじゃないのか?僕は答える

「いや、チン皮が剥けた」と。

ピタっと質問が止まり、僕たちの間に沈黙が訪れる。次の瞬間、あげられたのは歓声であった。「お、おおおおおお!!まじかよ!」「痛くねぇの!?」なんだろう、その時はすごく優越感に浸っていた記憶がある。「ま、まぁスルって感じだったよ//」なんて返せばいいのか分からず、僕は感覚を伝えた。そんなこんなでその日は質問攻めに会い、自信をつけて帰宅した。そのあと自分に異変が起きるとも知らずに…。

 

土曜日も少しの優越感に浸りながら終わろうとしていた。本来のルーティーンであれば土曜の夜は21時くらいに寝て翌朝は8時半に起きてニチアサを見るキモオタムーブを送るはずだった。今思えばそんな安息の時間を送れるはずがなかった。日曜は朝の2時、下半身に痒みと痛みを感じる。

その時の行動としては「痒い」ボリボリ→「痛い」→「痒い」みたいな感じだったと思う。終いには布団が重なっているだけでも違和感が感じるようになり結局その夜は寝ることをあきらめ、中学生の情報源ことニンテンドー3DSのインターネットブラウザーで「ちんちん 痒い」 「違和感 剥く」としらべることにした。検索の結果出てくるは、出てくるは有象無象の医療用の資料が。先端がとがっているもの、なんかモンゴリアンデスワームみたいになっているもの…。いろんな種類のサンプルが出てきて頭の中ではそれらのシルエットとともに「ポケッターリ モンスターリ」が流れていた。画像だけ見ても埒が明かないというとで学習机の電灯をつけチンポを机の上にチョコン(お茶目)と乗せ自分の該当するものを探してみた。3DSの小さい画面と自分の腫れた包皮を見比べること数分、あった。あったのだ。カントン包茎。そう書いていた。その時にすぐ病院に行けばよかったのだが無知な僕はカントンが銭湯でよく見る大人たちのチンポ~完全形態~だと思っていた。いや思い込んでいた。自分に言い聞かせて安心した後、文化遺産読み込みセンターことニコニコ動画を見て夜を明かした。

痒みこそあったものの、日曜日は何事もなく、平穏に過ごすことができた。次の日に白目を剥きながら校歌を歌うことをこの時はまだ知らなかったので当たり前である。

休日が終わり、月曜日。この日は三年生の卒業間近とのこともあり朝から全校で集まっての卒業式練習が催された。その時の僕はというと前日の夜からぶり返した痛み(痒さはこの時点ですでに痛みとなっていた)のせいで満足に睡眠をとることができず、体幹はクラックラ、下半身はジンジンの中登校、そして卒業式練習に参加していた。僕の中学は田舎特有の「誠意を、持って上級生を送る(←日章学園かなにか?」という伝統を持っていたので上級生が一人一人話している間は立ち続けさせられていた。当然寝不足の僕が2時間も3時間も立ち続けるのは限界なわけですでにプルプル震えだしていた。そんな自分の剥いた種棒に苦しめられている中学生にとどめを刺したのは校歌斉唱だった。なるたけ大きな声で斉唱するよう呼びかけられていた僕たちは各々の限界ギリギリ声を出していた。後から隣にいたクラスメイトに聞いた話なのだが、横でやたら震えた声を出して歌っている奴がいたので何事かと横を見ると白目を剥きながら小刻みに震えながら上級生に向けて校歌を斉唱していた僕がいたらしい。その状態まで追い詰められていた僕はいつもの公園ルートを無視して直帰、すぐにセルフメディカルチェックをすることとした。自室に行きポロンと出すとそこにはサーターアンダギーがあった。

サーターアンダーギー - Wikipedia

これは誇張抜きなのだが、丸2日間、自分が正常大人チンポだと思っていたものはもはや原型をとどめていなかった。沖縄の菓子に変形していた。

「ここらでもう、店じまいか…」確信した僕は前日に目にした進研ゼミの漫画の一コマを模してお母さんに言った。

「お母さん!!ちんちんが変!!」

ちんちんが変なんてセリフ、ふたなり漫画でしか見たことがない。それくらい突拍子のないもののはずだ。しかし母は強し。考えてみれば自分のチンポをサーターアンダギーに変形させた息子の母がこんなところで戸惑わないのは当たり前であった。

「お手上げ~☆お父さんなら分かるよ~☆」

軽いノリで僕に宣告すると父に電話をかけ始めた。どうやら仕事を切り上げて父が帰ってくるらしい。救済(たす)かった…。そう思った。事実、継続的な痛みとはこの時点で別れを遂げたことになる。だが二つまだ残っていた。羞恥行為と荒治療が…。

 

父が帰ってくると僕は父と一緒に洗面所に行き現物を見せることにした。その時の父の第一声は「うわぁ…」でもなく「これはダメだろ…」でもなかった。

「ンナッハァWWW」だった。そこから僕は診察してくれる病院が見つかるまでの間、ソファーで股間を氷枕で抑えながら横たわっていたので現場に居合わせたのではないが、母によると病院を探してくれていた父は終始ニタニタしながら「あのww息子のwwち、チンポがおかしくなっててww」と電話越しに伝えていたらしい。多分こんな感じだっただろう↓

マンガの名言」おしゃれまとめの人気アイデア|Pinterest|むちお ろく | グイード ミスタ, ジョジョ 漫画, アニメ 名言

氷枕で痛みを抑えて20分ほど、診察できる病院が見つかったらしく氷枕とお別れして車に乗ることになった。数十分ほどして病院に到着、急患で待合室に入り、熱を測ると37.8度、なかなかの高熱が出て意識が朦朧してきた中、僕は一つの決意をした。

「自分で剥いたんじゃない、勝手に剥けた。そう押し通そう。」と。診察室に入ると驚愕。なんとそこにいたのは女医。しかも研修医の若い人だった。(以下、研女さんとする)研女さんは僕が自分の口で説明するのが恥ずかしいと察したのか看護婦さんに状況を確認したと同時に笑顔で「大丈夫だよ^^」と声をかけてくれた。すばらな対応である。そんなこんなで患部の確認をする時間になりズルリとズボンを脱ぎ、現物を見せると研女さんは「えぇ…ちょっと分かんないなぁ…ふふ」と微笑みながら話しかけてくれた。正直安心したのでこの記事を読んでいる人の中で医療従事者になって異常チンポを見る機会になったら優しく話しかけてあげてほしい。話を戻すが、研女さんはこの状況が分からないようで原因をずっと探ってくれていたが僕にはその行動がすごく申し訳なかった。なぜならこの状況は僕が「はい、これはカントン包茎と言って…」と説明するだけで解決するからである。でも後に引けるはずもなく僕はずっと目をつむって状況が好転するのを待つばかりであった。「せ、先生呼んできます」研女さんは白旗を上げたらしく専門の先生を呼びに行った。これが僕の人生の中で、自分のチンポが女性に勝った歴史的な瞬間である。

「お ま た せ」の声とともに現れた専門の先生というのは医龍に出てきそうな人だった(以下、医龍とする)。そこからは早かった。ケツに麻酔三本、股間に2本打たれ(←範馬勇次郎かなにか?(笑))ずるずるりと腫れあがった包皮を巻き戻してくれた。何分たったのか分からないが痛みもだんだん引いてきて質問に答えられるほどに落ち着いたとき、ついに医龍が踏み込んできた。

「なんでこんなんなったの?これカントンっていうんだけども~」やばい。とてもじゃないけど本当のことを言う気にはなれない。待合室で決めただろ、研女さんにも本当のことを言えなかった。これはお前が始めた物語だろ?僕は重い口を開いた。

「朝起きたら、すごい大きくなってて…それでオシッコしに行って、出したらなんか皮がずるんとなったんです」と。つまり僕は自分で剥いたのではなく、放尿した反動で剥けたと主張したのである。説明すると医龍の顔が少しフニャア…となりなぜか父がいる待合室に出ていった。これから先は父から聞いたのだが、医龍は父と顔を合わせると同時に、

「お父さん…息子さん、自分でやりました。」と告げたらしい。全部、僕の工作がおしゃんになった瞬間である。退院後、これを聞いたときsan値がピンチになった。

 

この後、手術や尿瓶をぶちまけるという事件があるんですけど、そろそろ競馬予想をしたくなってきたのでカントンの続きはジャパンカップの時にでも記事にします。

 

さぁ!!競馬予想だ!!!今回の記事の主題は「カントン包茎」。思い出してください。カントン包茎がどのようなものなのかを…。亀頭のを軸に包皮が腫れあがる…。それも締め付けるように、円状に締め付ける…。円状?円?リング?

はっ?!デア”リング”タクト…。そう僕のヴィクトリアマイル本命はデアリングタクトです。裏付けは他にもあります。言葉遊びの範疇で予想していると思ったガキ、残念だったな。前述した診察により僕のチンポは復活することとなりました。復活、これはデアリングタクトも同じです。怪我の位置、重症度は違うものの僕とデアリングタクトは怪我からの復活という共通の体験を持つのです。復活した後の僕の物はすこぶる調子がいいのでデアリングタクトも怪我明けという逆境に打ち破ってほしい。そんな思いがあります。がんばれ!デアリングタクト!!付けたしになりますけど、もう一頭は僕が退院後に一番最初に見たavのジャンル「マジックミラーもの」からなぞってマジックキャッスルにします。

初めてのブログ執筆だったので稚拙な文章だったかもしれません…。ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました!この後もG1が目白押しですがくれぐれも破産からの樹海にならないように回収頑張りましょう。では、また次回の予想で。

 

今回の本命馬

デアリングタクトーマジックキャッスル